ビビり裁判所書記官Mizuhoのレビュー日記

関東の裁判所に勤める書記官の日常を呟いてます。仕事はまじめにしてます。たぶん。

酸っぱいコロナの実は本当に酸っぱい?

もう丸2年もコロナ騒動が収まらず、今年は早々にオミクロンだのなんだの騒いで今日からまたマン防が私の住んでいる地域に発令されました。

 

個人の飲食店は何度目かの協力金バブルでニヤニヤが止まらないようです。

車の買い替え、お店のリフォーム、遊興費、使い道を考えながら眠る夜はさぞや至福の時でしょう。

 

学校も感染者が出るとここぞとばかりに休み、大人の休暇と引き換えに子供の給食と学びの場を取り上げました。

今日の授業参観も中止になったようです。

 

なぜデータ的に危険度の低い、家にいれば治ると提唱されている過去最弱変異株のオミクロンにまでこれまでと同じ強固な対応がなされるのでしょうか。

 

オミクロンの感染力を見ればマン防なんかしたところで収まるわけもなく、胸の中ではとうとう集団免疫の時だと皆が悟っているはず。

 

重篤な状態に陥る可能性がほぼない以上、私たちはもう遅かれ早かれ感染するしかないのです。

 

政治家と知事は今年も卒業式と入学式を子供たちから取り上げますか?

成人式でも懲りずに泣かせましたよね?

まさか屋外の遠足もだめですか?

オリンピックはやったくせに。

 

苦虫を噛み潰したようなお顔でテレビに出てらっしゃるどこそこの御大層な肩書をお持ちの先生や専門家、政治家の方たちは誰に忖度しているのでしょう。

 

私は彼らが気持ち悪くて仕方がないのです。

 

テレビで数分間不安を煽ってひと仕事した風に安堵した表情で消える"誠実な出演者"は誰の代弁者ですか?

 

「こわい」「もうだめだ」「危険だから休もう」なんてのはただのしがない無知な勤め人の私にだって喋れることです。

 

お医者ならば専門家ならば、私腹を肥やす大人を見ながら凍えた指を咥えて一番割に合わない煽りを食ってる子供たちに眼差しを向けて欲しい。

 

給食がないと空腹の子がいるのですよ。

級友と卒業写真すら撮れない子がいるのですよ。

オンラインでは子供は騙せませんですよ。

 

その博学な知識とご聡明な頭脳で「できない」ではなくて「こうしたらできる」を伝えて欲しい。

 

テレビの中にいる今の彼らの言っていることは「嵐が来たから傘をさしてください」と同じです。

傘なんかさしたところで嵐の下では濡れるしかないのに。

 

被害者のふりした一部の大人の私腹を肥やし不条理な我慢を子供たちに強いて、なんてトロくさく無駄な日々を押し付けるのかと憤りを感じてしまうのです。

 

一日も早く「マスク非着用お断り」のお店がなくなりますように。