スギ、ヒノキ、ブタクサに蝕まれる
まだ2月にもなっていないというのに今年も始まりました「花粉症」。
私は中学生の頃に花粉症を発症し、それから毎年悪化の一途です。
天敵はスギとヒノキ。
秋にはブタクサもちょっかい出してくる。
くしゃみと鼻詰まりが辛いのはもちろんなんですが、私が一番びびっているのは目の充血です。
花粉で目がやられると眼球が腫れるのかコンタクトレンズが瞬きのたびにズレて、とても付けていられないほど涙が沁みるんです。
なのでこの時期は眼鏡に切り替えて生活しています。
薬は朝と夕方に2種類の錠剤をそれぞれ一粒ずつ飲むものを耳鼻科の先生に処方してもらっていて、それでひとまずくしゃみと鼻は(うっすら)カバーできるのですが、目だけは目薬でしか守れません。
私は真っ赤に充血した目を眼鏡で隠しつつ市販薬では花粉に太刀打ちできない旨を耳鼻科の先生に相談したところ、なんとステロイド配合の強い目薬を処方してくれました。
そして恐ろしいことにこの目薬ですらあまり効かないのです。
1日5回までと言われたもののあまりの痒みに我慢できず「さあっ働くのですよステロイドっ」と念じながら一時間おきにさして涙を流しながら絶望したこともありました。
つまり私は毎年ゴールデンウィークの頃までスギとヒノキに嬲られています。
だから最近は悟りの境地です。
抗うのではなく彼らを手懐ける方向に切り替えようと。
朝食時と寝る前のお茶はその一環です。
調べたところ「べにふうき茶」は花粉症に効くらしい。
お茶に彼らを退治せよとは言いません。でもせめて鞭を藁に変えて。
寒い中、ふうふうして飲むのが美味しいです。